子供と花火
土曜日の夜の公園
こどもたちの歓声が響き渡る
羽根木公園
こどもたちはもう夢中
顔が花火になっている
もうもうたる煙
走り回る子供
火は興奮をかきたてる
花火なこどもたち
わたしは、煙にいぶされながら
剣道の稽古
やがて、遠雷がだんだん近づいてくるおとなも子供もいなくなり
雨がふりはじめた
自転車をかりたてて帰った
ずぶぬれになったけれど
いい気持ち